塗装と一概にいいますが、実は車の塗装は微妙な世界。自動車のカラーにはソリッド、メタリック、パールの3種類がありますが、塗装を重ねてるものほど、修理にも費用がかかる傾向にあるようです。車のボディーカラーは、一口に黒や白、青などといいますが、それぞれの車によって違います。
車のメーカーやブランドによっても違うのは当たり前 で、これはデータによってある程度の色の分量は決まっています。
しかし、それぞれの車の状態によって、個々の車の色は微妙に変わってきているのです。例え ば、屋内のガレージで保管している車と、屋根のないところに駐車している車では、同じブランドの同じ年式の自動車でも、色が違ってきています。そういうところを加味しながら、きちんとボディカラーを合わせて行くには、職人の感性と経験がものをいいます。
絵画の修復をするようなイメージです。実際、美大を出 て、自動車の塗装をやっている人もいるみたいです。
また、塗装の作業そのものにも神経を使います。わずかなゴミが入り込んでしまっても、きれいには仕上がりません。塗装は車にとって、皮膚に当た る部分。皮膚に傷があれば、ばい菌がはいりこんでしまうことがあるように、塗装に傷があると、そこから車にサビが入って行くこともあります。
安くて早いと いう塗装では、塗装が厚塗りになったり、塗装を重ねて行く段階での乾燥が十分でなかったりして、そこから剥がれたりということもあるようです。そういうことが起きないのが一番ですが、安くて早いという工場に修理を頼む場合、もし、そういうことが起きてしまったら?というアフターサービスについても確かめた方がいいかもしれませんね。